結婚指輪が儀式として現代のような形で定着したのは11世紀、スペインとイギリス王室の婚礼と言われています。結婚指輪の一番売れている価格帯は10万前後と20万前後です。婚約指輪と異なり、結婚指輪は普段いつも指にはめているもので、普段使いとして仕事や家事の邪魔にならないものが好まれます。ゆえに錆びないことや変色しないことが条件として上げられ、厭きないデザインを選ばれるようです。
女性は結婚式の7ヶ月前くらいから探し始め、購入の段でどちらが費用を負担するかといえば男性が2人分を支払うケースとそれぞれが支払うケースがあります。金属アレルギーの方も多い昨今では、ステンレス製の結婚指輪を購入される選択肢となっています。しかも外科手術で使用されるサージカルステンレスは通常のスティールサテンよりアレルギーが起こり難く、デザインを多様にしてコーティングを行えばプラチナと遜色ない仕上がりとなります。また人件費や広告費のコスト削減を心がけ、プラチナやホワイトゴールドなどの高品質な指輪を1万円台で提供するブランドも存在します。
結婚指輪のデザインでは既製品のものやセミオーダー、フルオーダーとあり、予算によって様々なデザインを選択出来るようになっています。例えばアームサイドに誕生石を一粒加えたり、ダイヤモンドを入れるのも人気があります。また、記念日や思い出の日付けを刻印したり、2人にだけ分かるシンボリックなモチーフを入れる方もおられます。
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