素材で決める結婚指輪

結婚をすると決めなければならないことはたくさんありますが、そのひとつは結婚指輪。一生に一度しか買う機会のないものですから、どう選んだらよいのか迷ってしまいますね。結婚指輪のメジャーな素材といえばプラチナ。希少性、耐久性、加工のしやすさなど総合的に優れた金属です。

貴金属の中では最も値が張る素材ですが、価格を抑えた細身のリングも多く販売されています。欧米ではプラチナよりゴールドがメジャーだそうです。金色の指輪は違和感がありそうと思うかもしれませんが、つけてみると意外と肌色に良くなじみとても素敵です。ただし、お仕事中もつけっぱなしにする場合、特に営業や接客などでお客様の目に触れる場合は問題がないかどうか検討する必要はありそうです。

銀色が無難であるとアドバイスされることもあるかもしれません。金属アレルギーが心配な人にはチタンという選択肢もあります。ほかの金属と比較してとても軽いというメリットもあります。色味はプラチナなどの白色系金属と比べると暗めになります。

結婚指輪は仕事中や家事をするときもつけっぱなしという人が多いと思いますが、そうなると耐久性は重要視すべきでしょう。プラチナよりはゴールドの方が柔らかいので傷がつきやすくなります。安価なシルバーで指輪を作ることもできますが、黒ずみやすいので日々のお手入れは必須です。プラチナに似た金属で比較的安価なパラジウムも近年人気がありますが、耐久性はプラチナに劣ります。

また、宝石のついた指輪は、溝に汚れが溜まりやすかったり石が曇ったりと、石なしのデザインよりは気を使う部分が多くなります。