結婚指輪で人気のある素材とは

結婚指輪の素材で人気が高いのはプラチナです。純潔さを表わすために銀白色に輝くプラチナの人気が高く、8割もの人が選択しています。プラチナに続いて人気が高いのがピンクゴールドで8%くらいの人が選択しています。ピンクゴールドは18金の一種ですが、金75%・銀5%・銅18%・パラジウム2%の合金で、見た目は銀白色に薄いピンクが加わったような色をしています。

パラジウムはあまり聞き慣れない金属ですが、白金族でアレルギー反応を起こしにくい貴金属です。身近なものでは歯の治療で保険の銀歯の素材もパラジウムと金・銀の合金で作られています。他にもホワイトゴールドや金プラチナ合金の結婚指輪を選ぶ人もいるようです。結婚指輪などに使われているゴールド系の合金に含まれる金の含有率は75%の18金で、残りの25%に銀・銅・パラジウムが配合されています。

人によっては銅やパラジウムに対してアレルギー反応を起こす場合があります。結婚指輪は長いこと使うものですから、指輪に使用する材質を決める際にアレルギーの有無を調べてみるようにしましょう。稀に金や銀などの貴金属でも金属アレルギーを起こす人が居ます。そのような場合には金よりもアレルギーを起こしにくいプラチナの他にイリジウムやジルコニウムを選択することもできます。

近年、結婚指輪の素材としてイリジウムが一部の人の間で人気が高まりつつあります。イリジウムは白金族の金属ですが王水に溶けませんし、単体では最も硬くて融点が非常に高い金属です。イリジウムは太古の昔に地球に衝突した巨大隕石の中に僅かに含まれている元素でプラチナよりも遥かに希少性が高く、地球上では南アフリカでのみで産出します。

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